「もっと自分を好きにならなきゃ」
「自己肯定感を上げなきゃ」。
本やSNSの言葉を見るたびに、できない自分が惨めに思えてくる。
「自分を肯定しようとすること」を手放した瞬間、胸のつかえはすっと取れます。
前向きになれない日もあれば、誰かを妬んで落ち込む日もある。
そんな自分を「これじゃダメだ」と責め立てるほど、心はますます頑なになってしまいます。
それは、あなたの心が歪んでいるからではありません。
無理やりポジティブな仮面をかぶせようとして、心が息苦しがっているサインです。
「ネガティブを味わうアトラクション」に乗っているだけ
人間はなぜか、わざわざお金を払ってお化け屋敷に入り、ジェットコースターに乗って恐怖を味わいます。
この人生という時間も、それとよく似ています。
私たちは不安や孤独、葛藤といった感情を、あえて体験しに地球というアトラクションにやってきたのかもしれません。
暗いニュースに目が留まり、不安で胸がザワつく。
それは異常なことではなく、アトラクションの仕掛けがちゃんと作動しているだけです。
不安や恐れは、脳が勝手に描いている「ドラマ」にすぎません。
深刻になりすぎず、「お化け屋敷の演出にちょっと驚いただけだな」と眺めてみる。
それだけで、重たかった感情はただの映画のワンシーンに変わっていきます。
オセロをひっくり返すように、解釈を変えていい
黒いオセロの駒を、力づくで白く塗りつぶす必要はありません。
ただ指先でパタンとひっくり返せば、一瞬で白に変わります。
・不安を感じるのは、それだけ今を真剣に生きている証拠
・落ち込んで動けないのは、身体が休息を求めているサイン
・人に気を使いすぎるのは、優しい心を持っているから
欠点に見えるものは、すべて裏返せばあなたの純粋な個性です。
無理に自分を愛そうとしなくていい。
「ダメなところもあるけれど、まあいいか」と小さく肩の力を抜くこと。
黒い感情をそのまま面白がって受け入れたとき、あなたの心には自然な安らぎが戻ってきます。
あなたは今日、どんな景色を眺めますか?
自分を責め立てながら、無理なポジティブを演じ続ける毎日を、これからも続けますか?
もし、どんな感情を抱えたあなたであっても、最初から100点満点だったとしたら。
今日という一日を、どんな風に眺めてみたいと思うでしょうか。
今のあなたのままで、もう大丈夫。