「自分を変えたい」と思ったとき、猛烈に引き止められる理由
「明日から早起きしよう」
「もっと自信を持って発言しよう」
「自分に投資して、新しい自分になろう」
そう決意して行動した瞬間、脳の中で「やめろ!」という叫び声が聞こえたことはありませんか?
急に不安になったり、
「やっぱり自分には無理だ」という言い訳が浮かんできたり。
実はこれ、あなたが間違っているからではありません。
むしろ、「正しく変われている証拠」なのです。
脳は「正しさ」より「慣れ」を好む
私たちの脳には、ある厄介な習性があります。
それは、「正しいかどうか」よりも「馴染みがあるかどうか」を優先するということ。
たとえ今の状況が退屈でも、失敗続きでも、脳にとっては「いつもの自分」が一番安全で快適です。
そこに「新しい自分」が現れると、脳はそれを「異常事態(ピンチ)」だと勘違いして、全力で元に戻そうとします。
この心の摩擦を、心理学では「認知的不協和」と呼びます。
「成長」は、自分への裏切りに似ている
成長しようとするとき、多くの人が「自分に嘘をついているような感覚」を覚えます。
これを、「成長とは、自分への裏切りである」と表現してもいいかもしれません。
でも、安心してください。
あなたが裏切っているのは、あなた自身ではありません。
「もう期限が切れた、古いバージョンの自分」を裏切っているだけなのです。
違和感の先にしかない「 breakthrough(躍進)」
「このままでいいのかな?」
「なんだか自分らしくない気がする」
そう感じたときは、立ち止まるサインではなく、「そのまま進め」のサインです。
違和感の中に踏みとどまり、新しい行動を繰り返してください。
すると、あなたの神経系は少しずつ「新しい自分」に慣れていきます。
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最初は「無理してる自分」
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次は「頑張っている自分」
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最後は「それが当たり前の自分」
不快感が消え、新しい自分とアイデンティティが一致したとき。
そのときこそ、あなたの人生に劇的な変化――ブレイクスルーが起こります。
最後に
脳が「やめろ」と叫ぶのは、あなたが新しい世界へ一歩踏み出した証拠です。
その不快感(認知的不協和)を、「成長痛」だと思って楽しんでみてください。
「なりたい自分」を、脳が信じ始めるまで選び続けること。
その先に、あなたが本当に望む未来が待っています。
