独りでも幸せな日々

宗族から考える文化と人間の考え方の流れ

いのまた健

抑うつ状態を経験してから自分自身の在り方が最も重要だときづく。心と身体の健康。自分軸で生きることが何よりも重要。 独りひっそりビジネスを通して自分軸で生きる思考方法を綴っています。

石平さんの番組で中国の宗族

と械闘について話している番組を

みました

宗族:父系同族集団

中国では早くから戸と

呼ばれる単位の小家族が

一般化し、この戸の把握が

王朝の政治経済力の源泉となった。

やがて同族間の結合が強くなっていった

china, street, street vendors

宗族は思想の元になりルールを作っていた

中国は、血縁関係を重視し

宗族内の規範は絶対で宗族外

の規範は、状況・条件など

によって決めるらしい。

中国では、「国家」よりも

先に「宗族」がある

故に、同じ中国人同士でも

信用は出来ないと思っている

家族を守るためには、

どんなことでもする。

そういう文化になって

いったのかもしれません

 

中国では、王朝が何度も

変わっています

その都度、何を信じていけば良いのか・・

王朝が変われば一変します

その時こそ頼りになるのは、

家族つまり宗族だったのでしょう

儒教というものもありますが

それより宗族はもっと大切だった

 

だからこそ、中国人は国家を

信頼していないと思います

中国人は、何故あそこまで

激しいのかと思うときがあります

家族を守るために、あらゆる手を

使って対抗してくるからだと

思えば納得できます

自分の家族が、悪いことをしても

宗族外のことならかばうのでしょう。

まさに、血の固い結束だと感じます

よく、日本に観光に来る中国人の

マナーが悪いと嘆く日本人もいるはずです

何故か?

ひとつは、国によっての倫理観・

道徳観が違うからだと思います。

中国は、ひとりっこ政策で

一人っ子の子供が多くなりました。

その子供は、両親の愛情をいっぱい

受けてかなりわがままに育つ傾向に

あるはずです。

兄弟姉妹がいれば、母親がかまって

くれなかったり喧嘩をしたりして

我慢とはなんぞやと肌で覚えるはずです

 

弟の世話したり妹の世話をしたりして、

何をしたらダメか教えたりするでしょう。

そして、人の痛みもおのずと

学んでいくはずです。

まして、今日本に来る中国人は

富裕層のはずです。

それは、与えられて育ってきた

に違いありません。

中国の人口約14億人の

1割で14000000人

1億人と考えればすごい人口が

日本に来てると考えられます。

相手が日本のマナーを理解して

いなかったら教えることも

親切かもしれませんね

面と向かって言う文句は

文句ではないとも言いますから

 

日本人も、海外旅行にいくと

羽目をはずしすぎてうるさい

観光客がいます・・

余談ですが日本に滞在している

中国人の方の言い分です

「日本人は何も言わないからわからない!

もっと何をしたいか言って欲しい!」

だそうです。

ただでさえ、文化が違うもの同士なので

言葉で伝えないといけないと思います

 

中国語を聞いていたら何を

そんなにしゃべっているんだ?

と感じるように

中国の人は、主張が激しい

人種なのかもしれません。

日本人は、無口な人が多いので

勘違いするのでしょう・・

日本では、何をやっても

平気なのだと・・

中国人は、本土での買い物は

神経を使うそうです。

何故なら、これは正規の値段なのか?

騙されていないか?

同じ中国人同士だからこそ

油断できないそうなのです。

だからこそ、日本での買い物は

神経を使わず安心して出来るので

たくさん買い物をする

不良品・不当な値段で、

販売していない店がほとんどなので。

日本は良い国だと感じさせられます

だからこそ、孫子の兵法なのかもしれません

相手には、騙されないためにはどうするか

日本人は、ただでさえ騙されやすい

国民と言われるので中国人の良い部分を

見習うべきですね。

騙される方が悪いと思うぐらいの覚悟で・・

people at Forbidden City in China during daytime

人を騙すことは悪いことではないという文化・騙されるのが悪いという文化

話は変わって、中国には械闘という

風習があります

械闘:村同士の武力抗争 利害の対立する

集落間または労働者集団で行われる

 

要するに、武器をもって戦うそうです

最近の中国でも行われていたという

からすごい国だと感じます。

2013年にも広東省の村で械闘が

あったというから驚きです

武器をもって戦うんですよ!

一族男子総出で、すごい風習

だと思います。

だからこそ一族の結束の

強さがわかります

お隣の国の韓国もその文化を

色濃く受け継いでると感じます

同じ韓国人同士で足を引っ張り

あったりするんですから

過去の韓国大統領を見ればわかります

逮捕・亡命・自殺・暗殺されています

パク・クネ前大統領は失脚されています

家族・親族の結束が強く身内びいきで

恨みをかうのかもしれません・・

 

日本人なら、いくら親族でも悪いこと

は悪いと言って身内との縁を切る方が

多いと思いますが中国・韓国などでは

そうは簡単に身内を裏切れない文化

なのでしょう

だからこそ、身内が権力を握ったら

身内びいきの人事・不正などが

はびこってしまうのかもしれません

身内がいちばん大切なのですから。

 

家族を大切にすることは、

素晴らしいことです

 

だけれども、それが行き過ぎる

と悲惨な結果を招くのかもしれませんね。

 

陰陽の法則

光と闇

何事にも、良い部分と悪い部分

があると思う風習だと思いました。

 

石平さんに感謝です

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